技術者インタビュー
「今までの技術をAWSを使用したクラウドでの開発にも」

今までの技術をAWSを使用したクラウドでの開発にも

金融系取引に関するシミュレーションシステムをAWSサーバレスアプリケーションで実現するための構築を担当した、K氏にお話を伺いました。

ゲームを作りたい!

 もともと、ゲームを作りたいという思いがあったK氏はプログラミングに興味があり、就職活動の中でSEという仕事に魅力を感じたそうです。現在は業務経験を重ね、PLやPMという立場でシステム構築に携わっており、製造業や物流の業務システム構築を経て、今回の金融系WEBシステムの構築を担当しました。

 

個人用から会社全体が使用できるシステムへ

大手金融企業様では、取引に関するシミュレーションを、開発担当者が独自に構築したシステムで対応していました。このシステムはあくまでも個人用のものであったため、ロジックを活用し、正式に会社のシステムとして確立させたいという思いがありました。

 しかし社内の開発部門(IT部門)だけではリソースが足りず外部に開発依頼をすることになり、某IT会社様とICの協業で開発支援を行うことになりました。

ープロジェクト概要は下記になります。

 

プロジェクト参画スタート

 まずはPoC*としてプロトタイプの開発を4か月で構築し、その結果次第で本開発を実施するという流れでスタートしました。
 業務の担当分けとしては、スクラムマスターとインフラは某IT企業様、ICは主に開発部分を対応し、特にフロントサイドの開発(Javascript)の全てを担当しました。

*PoC(Proof of Concept:概念実証):新しいアイデアやコンセプトの実現可能性などによって得られる効果について検証すること。これにより、実際に実現可能なものであるかどうかを確認し、期待した効果が得られると判断できれば、本採用としてプロジェクトを進めていくという形が一般的。

 

細かい設定で工夫も

 元々個人用システムとして作られていたものを正式にWEBシステムへアップグレードさせるイメージでだったので、スクラッチとはいえ構想や設計はスムーズに進みました。

 設計もアジャイルでの開発だったので、詳細まで決め込むのではなく大枠を定め構築し、都度お客様とのイメージのすり合わせをお客様が使いやすい仕様で進めていくことを重視したので、細かい設定での工夫が必要でした。

 AWSでは処理の際にLambdaを活用することで、WEB上のGUIで直接コードを書くことができるという機能的なメリットがあります。しかし、WEB上で完結ではなくローカルでコードを書き、デバッグを行いたいというお客様からのニーズに対応する必要がありました。AWS上からであればそのまま認証が通るところを、ローカルから通るように設定しなければならず、ローカルから繋ぐためのDBやAWS S3のファイルサーバー承認を取るための処理や設定を環境構築中に2スプリントほど時間をかけ対応を行いました。

PoCの成功

 こうした調整は行いつつも、当初計画より早めに完成させ、検証に時間を割くことができたため、大きなエラーに悩まされることがなく進行することができました。それにより、無事PoCが成功し、システムリリースが完遂しました。アジャイル形式であったが、資料の後付けがきちんと作成された状態であったため、お客さまとの振り返りと意識合わせがスムーズに進み、スケジュール・コストの面でも計画通りに進行ができた点を非常にお喜びいただけました。

 結果として、フェーズ1でのPoCが成功したため、よりシステムを充実させるための開発フェーズ(フェーズ2)へと進むことが決定しました。高い品質とお客様の意図を最大限汲み取った開発に関して高く評価いただき、次フェーズより人員も増員しての継続をいただきました。

大切にしていること

 システム開発で最も重要なことは、導入されるお客様の意識とシステム、そして開発者の目線がしっかり合っていることだと考えています。アジャイルという都度修正しながら行う開発方式だからこそその変遷をただしくおさえ、目線をあわせることを怠らない開発を、技術者として、株式会社ICとして大切にしています。

 

編集後記

 日常でも時間があればプログラミングを行っているというK氏。”好きこそものの上手なれ”とはまさにこのことだなと感じました。

 

AWSについての記事はこちら
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