
LINEミニアプリの使い方。できることや効果的な使い方について解説
LINEミニアプリは、インストール不要でLINEアプリ内から簡単に利用できる便利なウェブアプリです。飲食店のモバイルオーダーや予約管理、デジタル会員証など、さまざまな用途で活用されています。しかし、初めて利用する場合は、どこからアクセスすればいいのか分からないこともあるでしょう。本記事では、LINEミニアプリの基本的な使い方をはじめ、できることや効果的な活用方法について詳しく解説します。
目次
- 1. LINEミニアプリの使い方
- 1.1. LINE外部やLINE公式アカウントからアクセスする
- 1.2. ホーム画面からアプリを探す
- 2. LINEミニアプリでできること
- 2.1. LINE公式アカウントの機能を拡張する
- 2.2. 顧客データを取得する
- 2.3. ユーザーの利便性の向上
- 3. LINEミニアプリの導入方法
- 4. LINEミニアプリの効果的な使い方
- 4.1. LINE公式アカウントと合わせて運用する
- 4.2. データを活用して施策をする
- 5. LINEミニアプリの導入事例
- 5.1. 株式会社Lond Holdings
- 5.2. ELCジャパン合同会社
- 5.3. 株式会社串カツ田中
- 5.4. ICが開発したLINEミニアプリの事例
- 6. LINEミニアプリの開発ならICへ
LINEミニアプリの使い方
LINEミニアプリは、LINEアプリ内で利用できる便利なウェブアプリです。ネイティブアプリのようにインストールする必要がなく、手軽に使えるのが特徴です。
ここでは、ユーザー側がLINEミニアプリを使う際の手順について解説いたします。
LINE外部やLINE公式アカウントからアクセスする
LINEミニアプリは、さまざまな企業やサービスが提供しており、飲食店のモバイルオーダー、来店予約、デジタル会員証、ポイント管理など、幅広い用途で活用されています。利用したいサービスが決まっている場合は、その企業のLINE公式アカウントや店舗のQRコード、公式サイトのリンクなどからミニアプリにアクセスすることも可能です。
例えば、飲食店でモバイルオーダーを利用する場合、店舗の公式アカウントから「ミニアプリを開く」ボタンをタップすれば、すぐに注文画面が表示されます。予約が必要なサービスなら、ミニアプリ内で日時を選択して手続きが完了します。このように、LINEミニアプリは特定の目的に合わせて簡単にアクセスできるため、スムーズな利用が可能です。
ホーム画面からアプリを探す
LINEのホーム画面からアプリを探す際は、「ホーム」タブの検索機能を使ってLINEミニアプリを見つけることができます。
画像上部の赤枠の中から、LINEの検索機能を使うことができます。利用したことがあるミニアプリは、画像下部の赤枠にある、「サービス」から選ぶことができます。
検索窓に探したいアプリのキーワードを入力すると、以下のような画面になります。
「すべて」が選ばれている場合は、下にスライドしていくと「サービス」とありますので、そこからLINEミニアプリを開くことができます。画像上部にある赤枠の「サービス」を選ぶことでも、LINEミニアプリを探すことができます。
LINEミニアプリでできること
LINEミニアプリは、LINE上で動作するウェブアプリとして、企業のサービス提供や顧客との接点を強化する役割を果たします。LINE公式アカウントと連携することで機能を拡張し、顧客データを活用したマーケティングや業務の効率化が可能になります。また、ユーザーにとっても、利便性の向上につながるメリットが多く、幅広い用途で活用されています。
LINE公式アカウントの機能を拡張する
LINEミニアプリは、LINE公式アカウントと連携することで、より高度な機能を実装できます。通常、LINE公式アカウントでは、メッセージの配信やクーポンの提供、簡単なアンケートなどの機能が利用できますが、LINEミニアプリを活用することで、予約システムやモバイルオーダー、デジタル会員証など、より複雑な機能を提供できるようになります。これにより、単なる情報発信ツールではなく、ユーザーとのインタラクションを強化し、サービスの幅を広げることができます。
顧客データを取得する
LINEミニアプリを活用すると、顧客の行動データを取得し、分析することが可能になります。たとえば、予約履歴や購入履歴、来店頻度などのデータを蓄積することで、パーソナライズされたマーケティング施策を実施できます。特定のユーザーに向けたクーポン配布や、利用状況に応じたリマインドメッセージの送信など、より効果的な顧客アプローチが可能になります。また、ユーザーの利用傾向を把握することで、サービスの改善や新規施策の立案にも活用できます。
ユーザーの利便性の向上
LINEミニアプリは、ユーザーが新たにアプリをインストールすることなく、LINE上で必要なサービスを簡単に利用できるため、利便性が向上します。たとえば、飲食店のモバイルオーダーでは、LINEアプリ内で注文から決済までを完結させることができ、待ち時間を短縮できます。美容院やクリニックの予約システムでは、LINEのトーク画面から予約を完了し、リマインド通知を受け取ることも可能です。さらに、デジタル会員証やポイントカード機能を導入すれば、紙のカードを持ち歩く必要がなくなり、管理が簡単になります。このように、LINEミニアプリを活用することで、ユーザーにとってより快適なサービス体験を提供できます。
LINEミニアプリの導入方法
LINEミニアプリを導入する際には、大きく分けて「パッケージ開発」と「個別開発」の2つの方法があります。どちらを選ぶかは、企業の目的や必要な機能の規模によって異なります。それぞれの特徴を理解し、自社に適した導入方法を選びましょう。
パッケージ開発
パッケージ開発とは、すでに提供されているLINEミニアプリのテンプレートや既存のシステムを活用して、短期間で導入できる方法です。予約管理、モバイルオーダー、デジタル会員証など、一般的な機能があらかじめ用意されているため、開発コストを抑えながらスピーディに導入できるのが特徴です。特に、飲食店や小売店、美容サロンなど、特定の業界向けに最適化されたパッケージを活用することで、すぐにサービスを開始できます。
ただし、カスタマイズの自由度は限定されるため、自社独自の機能やデザインを重視する場合には、完全な要件を満たせない可能性もあります。そのため、一般的な機能で十分な企業や、まずは試験的に導入したい企業に向いている方法です。
個別開発
個別開発は、企業のニーズに合わせてゼロからLINEミニアプリを設計・開発する方法です。パッケージ開発に比べて、デザインや機能の自由度が高く、ブランドの世界観や業務フローに最適化されたシステムを構築できます。たとえば、独自のポイントシステムや、特定の業界向けにカスタマイズされた予約管理機能など、企業独自のサービスに合わせた開発が可能です。
しかし、個別開発はパッケージ開発に比べコストと開発期間が必要になります。要件定義や設計、テストなどを経てシステムを構築するため、導入までに時間がかかることがデメリットです。そのため、大規模なシステムを構築したい企業や、独自性の高いサービスを提供したい場合に適した方法となります。
LINEミニアプリの効果的な使い方
LINEミニアプリは、単独で利用するだけでなく、他のLINEの機能と組み合わせることで、より効果的に運用できます。特に、LINE公式アカウントと連携した活用や、取得したデータをマーケティング施策に活かすことで、顧客との関係を強化し、サービスの利用促進につなげることが可能です。
LINE公式アカウントと合わせて運用する
LINEミニアプリを活用する際は、LINE公式アカウントと組み合わせることで、より多くのユーザーに利用してもらいやすくなります。例えば、LINE公式アカウントで配信するメッセージにミニアプリへのリンクを掲載すれば、スムーズにサービスへ誘導できます。飲食店なら、クーポンや新メニューの情報と一緒にモバイルオーダー用のミニアプリを案内することで、注文率を高めることができます。
また、ミニアプリで会員登録を促し、そのデータを活用して特定のターゲットに向けたキャンペーンを配信することも可能です。たとえば、特定の地域のユーザーに向けた限定クーポンの配布や、リピーター向けの特典提供など、ユーザーごとに適した情報を届けることで、より効果的なマーケティングが実現できます。
データを活用して施策をする
LINEミニアプリを利用すると、予約履歴や注文情報、来店回数などのデータを蓄積できます。このデータを活用すれば、ユーザーの行動パターンを分析し、より効果的な施策を打ち出すことが可能になります。例えば、一定期間来店していない顧客に向けて、LINE公式アカウント経由で再訪を促すメッセージを配信することで、リピーターの獲得につなげることができます。
また、購買履歴に応じて、おすすめ商品を案内することで、顧客単価の向上も期待できます。過去に特定の商品を購入したユーザーに、関連商品やセット割引の情報を送ることで、効果的なクロスセルやアップセルを実現できます。
LINEミニアプリの導入事例
株式会社Lond Holdings
株式会社Lond Holdingsは、国内外に72店舗を展開する美容サロンで、2020年にLINE公式アカウントを開設し、その後、LINEミニアプリ「Saloriza(サロリザ)」を導入しました。この取り組みにより、予約管理や顧客情報のデジタル化を進め、業務の効率化と集客コストの削減に成功しています。
LINEミニアプリの導入後、Londでは顕著な成果が見られました。あるスタイリストでは指名予約の40%がLINE経由となり、ある店舗では全体予約の20%がLINEからの予約となりました。これにより、大手美容ポータルサイトへの依存度が下がり、集客コストの削減に成功しました。さらに、休眠顧客に向けたメッセージ配信を実施したところ、配信後1週間で再来店が発生し、効果的なリピーター施策となりました。
また、オンラインショップとの連携により、クーポン配信を活用した売上向上にも貢献しました。年末キャンペーン時には、通常の3倍の売上を記録するなど、LINEミニアプリの活用がオンライン販売の強化にもつながっています。
参考:指名予約の約20%がLINE経由の店舗も!LondのLINEミニアプリ活用|LINEヤフー公式
ELCジャパン合同会社
ELCジャパン合同会社は、エスティローダーやクリニークなどのプレステージ・ビューティーブランドを展開する企業です。日本市場でのブランド認知向上とEC売上拡大を目的に、LINE公式アカウントとLINEミニアプリを活用した「ソーシャルコマースエコシステム」を構築しました。
同社は、10ブランドのLINE公式アカウントを開設し、友だち登録を促進する施策を実施。サンプルプレゼントやスタンプラリーなどを活用し、ID連携を強化しました。さらに、2024年3月には「トムフォードビューティー」でLINEミニアプリを活用した自社ECをローンチし、新たな購買体験を提供しました。
この取り組みにより、自社ECサイトの購入者のうち1〜4割がLINE経由となり、特にID連携済みのユーザーはLTV(顧客生涯価値)が数倍に向上。LINEミニアプリの導入によって、新規顧客層の開拓にも成功し、売上の底上げに貢献しました。
参考:自社EC購入者の1〜4割がLINE経由!LINE公式アカウントで実現するELCジャパンの「ソーシャルコマースエコシステム」
株式会社串カツ田中
株式会社串カツ田中は、全国に300店舗以上を展開する居酒屋チェーンで、再来店率の向上とオペレーションの効率化を目的に、LINEミニアプリ「ダイニー」を導入しました。このシステムにより、モバイルオーダーと顧客管理を統合し、来店後のクーポン配信やターゲットメッセージを活用した再来店促進施策を展開しました。
特に、来店14日後にクーポンを自動配信する施策を開始したところ、わずか3カ月で再来店率が5.4%向上。また、来店履歴や注文内容に基づくパーソナライズメッセージの配信により、リピーターの獲得にも成功しました。さらに、LINE公式アカウントのリッチメニューに「採用情報」を掲載し、月間100〜200件のアルバイト応募を獲得するなど、採用面でも効果を発揮しています。
LINEミニアプリの導入は、店舗の業務効率化と売上向上にも貢献し、人件費率を2.8%改善しました。
参考:LINEを活用して、3カ月で再来店率5.4%向上 居酒屋「串カツ田中」の集客戦略とは
ICが開発したLINEミニアプリの事例
ICでは、多くの人が簡単に利用でき、使いやすいシステムを短期間で構築することを求められたプロジェクトにおいて、LINEミニアプリを活用した開発を実施しました。当初はネイティブアプリでの開発を検討していましたが、インストールの手間や開発コストを考慮し、より迅速に導入できるLINEミニアプリでの開発を選択しました。
本プロジェクトでは、企画・要件定義に3カ月、ミニアプリ開発に2カ月、管理Webアプリ開発に2カ月を要し、全体で7カ月という短期間でシステムを構築。LINEミニアプリを活用することで、従来のアプリ開発に比べて開発期間を大幅に短縮し、スムーズな運用開始を実現しました。
この開発により、ユーザーはLINEアプリ内で簡単にサービスを利用できるようになり、利便性の向上と導入コストの削減を両立しました。ICでは、LINEミニアプリを活用した柔軟かつ迅速な開発を強みとし、企業のニーズに合わせた最適なソリューションを提供しています。LINEミニアプリの導入を検討している企業は、ぜひICにご相談ください。
LINEミニアプリの開発ならICへ
引用元:システム開発のIC
ICでは、企業のニーズに応じたLINEミニアプリの開発を行い、業務効率化や顧客との円滑なコミュニケーションを支援しています。LINEミニアプリは、ネイティブアプリのようにインストール不要で、LINEアプリ内でスムーズに利用できるため、導入のハードルが低く、短期間での開発が可能です。
ICでは、要件定義から開発、運用支援までワンストップで対応し、スピーディかつ高品質なシステム構築を実現します。
また、LINE公式アカウントとの連携を強化し、クーポン配布やパーソナライズメッセージの活用によるマーケティング支援も可能です。ユーザー行動データをもとに最適な施策を実施し、売上向上やリピーター獲得をサポートします。
短期間でのシステム開発や業務のデジタル化を検討している企業は、ぜひICにご相談ください。LINEミニアプリを活用した最適なソリューションを提供し、ビジネスの成長を支援いたします。
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