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調達業務が煩雑化しやすい昨今、見積の取得から発注、納品・支払までを手作業で管理している企業では、非効率や人的ミス、コストの不透明化が大きな課題となっています。こうした課題を解決する手段として注目されているのが、購買管理システムの導入です。株式会社ICでは、企業の調達部門が直面する個別の悩みに寄り添いながら、現場にフィットしたシステム構築を支援しています。

 

購買管理システムとは

購買管理システムとは、企業が商品やサービスを仕入れる際の一連のプロセスを一元的に管理するシステムです。見積依頼・業者選定・発注・納品確認・支払処理など、購買に関わるあらゆる業務をデジタル化し、業務のスピードと正確性を高めます。さらに、過去の購買履歴や価格データを活用することで、仕入れコストの適正化や納期管理の精度向上にもつながります。

選べる「受発注システム」開発支援サービス

コンサルティング

Consulting

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コンサルティングサービスでは、お客様のビジネス目標や課題を深く分析し、最適な基幹システムの開発・導入に向けた戦略を策定いたします。

40年の実績に基づく、課題特化型の提案力

株式会社ICでは、40年にわたって蓄積してきた業務改善の知見をもとに、企業ごとに異なる購買業務の課題に対応するコンサルティングを実施しています。
現場への徹底したヒアリングを通じて、業務のボトルネックを可視化し、システム導入にとどまらない根本的な課題解決を提案します。

常駐型も請負も、最適な体制を構築

クライアントの業務体制や要望に応じて、常駐型支援と請負型支援の両方を提供。
密な連携が求められる場合は常駐、明確なスケジュールや成果物を重視する場合は請負と、目的に合った支援体制を柔軟に構築します。導入後も保守・運用フェーズまでをカバーし、長期的な業務改善をサポートします。

 

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受託開発・技術者派遣

Solution

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ソリューションサービスでは、基幹システム導入による業務効率化と安定稼働を実現するため、開発から運用までをトータルでサポートいたします。

ワンストップで購買管理に必要な機能を構築

システムの企画・設計から開発・導入・運用まで、すべての工程をワンストップで支援します。各業務プロセスに応じて必要な機能を組み合わせ、現場で本当に使いやすいシステムを構築。複数の部門や拠点にまたがる業務でも、情報の一元管理と統制を実現します。これにより、社内外の連携がスムーズになり、全体最適な購買プロセスの実現が可能になります。

適正価格・柔軟対応で業種ごとに最適化可能

過剰な機能を排除し、企業にとって「ちょうど良い」システムを、適正価格で提供します。製造業、流通業、サービス業など、業種特有の業務フローや課題に応じて柔軟に対応し、現場の実情に合ったシステム最適化を実現します。費用対効果の高い導入が可能なため、中小企業から大手企業まで幅広い業種で導入実績があります。

 

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購買管理システムの主な機能

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購買管理システムには、煩雑になりがちな見積取得から発注、納品・検収にいたるまでの業務を効率化し、購買全体を統制する多彩な機能が備わっています。ここでは、とくに企業の購買業務を大きく変える代表的な機能について紹介します。

見積依頼と業者比較の自動化

複数業者への見積依頼や価格・納期の比較を自動化することで、業者選定の手間を大幅に削減します。過去の履歴データを活用して条件を自動評価する仕組みも整え、購買部門の判断をサポートします。

発注・承認フローの自動化と可視化引先が多い企業

申請から承認、発注までのフローをすべてシステム上で完結できるため、ペーパーレス化と統制強化が実現します。進捗の可視化により、ボトルネックや承認遅延の早期発見も可能です。

購入価格・納期の統制とコスト最適化

仕入れ価格や納期のばらつきをデータとして管理し、異常値の検出や是正提案が可能になります。適正在庫の維持や不要な発注の抑制を通じて、トータルでのコスト最適化を図ります。

購買管理システムの比較ポイント

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購買管理システムを導入する際には、自社に最適な製品を見極めるための比較視点が欠かせません。単に機能が多いかどうかではなく、実際の業務フローにどれだけフィットするか、他システムや取引先とどれだけスムーズに連携できるかといった「実運用における使いやすさ」が重要な判断軸になります。以下に、導入時に重視すべき主な比較ポイントを紹介します。

取引先との連携・外部サービスとの接続性

購買業務は、自社内の処理だけで完結するものではなく、多くの場合、複数の取引先とのやり取りが必要です。そのため、見積書や注文書、納品情報などをスムーズに共有できる連携機能が備わっているかどうかは、システム選定において重要な要素となります。また、外部サービス(電子契約サービスや配送管理システム、クラウド会計ソフトなど)との接続性があることで、より広範な業務連携が可能になり、業務全体のデジタル化を推進する基盤となります。

自社基幹システムとの連携対応

購買管理システムは、単独で運用するよりも、販売管理・会計・在庫管理といった基幹システムと連携することで、業務効率やデータの一貫性が飛躍的に高まります。導入を検討する際は、既存システムとの連携実績やインターフェース仕様、APIの有無などを確認しましょう。システム間でデータの二重入力が不要になれば、人的ミスの防止や作業工数の削減といった効果が見込めます。

購買プロセスのカバー範囲と柔軟性

自社の購買業務がどのような流れで構成されているかを把握したうえで、システムがその一連の流れをどこまでカバーできるかを確認することも重要です。見積取得から発注、納品確認、検収、支払申請まで、すべての工程をシステム内で完結できる製品であれば、業務の統一と管理の効率化が期待できます。また、業務フローに合わせて機能をカスタマイズできる柔軟性もポイントです。自社独自の承認ルールや帳票レイアウトなどに対応できるかどうかも、現場の使いやすさを左右する大きな要因となります。

受発購買管理システム導入の流れ

勤怠管理システム

購買管理システムは、単にツールを導入するだけでは業務改善につながりません。現場の実態を踏まえた要件整理と、綿密な設計・開発プロセスを経ることで、初めて「使えるシステム」が完成します。ここでは、株式会社ICが実施する導入プロセスを5つのステップに分けてご紹介します。

システム要件定義

まずは、現状の購買業務を丁寧にヒアリングし、業務課題や運用実態を明確化します。そのうえで、どの業務をシステム化するか、どのような機能が必要か、操作性や連携要件なども含めて、システムの全体像と必要条件を定義します。この段階での整理が、後工程の精度とプロジェクト成功の鍵を握ります。

方針設計

要件定義で明らかになった内容をもとに、システムの基本方針を設計します。業務フローに沿った機能配置、画面設計の方針、データ管理のルールなどを検討し、開発の方向性を明文化します。また、運用ルールや役割分担もこの段階で擦り合わせておくことで、現場での混乱を最小限に抑えられます。

詳細設計

次に、画面のレイアウト、入力項目の仕様、帳票のフォーマット、通知機能の条件など、各機能の動作内容を細かく設計していきます。また、外部システムとの連携方法やエラー処理の挙動など、開発者が実装に着手できる状態まで仕様を具体化します。設計内容は、将来の改修や保守にも関わる重要な資料となります。

システム開発

詳細設計に基づき、実際のプログラム開発を行います。業務に支障が出ないよう、必要に応じて段階的な開発や検収を取り入れながら進行。株式会社ICでは、品質管理を徹底しながら、納期と安定性の両立を図ります。開発中も随時フィードバックを反映し、期待に即したシステムを構築します。

テスト・デバッグ

開発が完了したら、テスト環境での動作検証を実施します。要件どおりに機能が動作しているか、帳票や通知が正しく出力されるか、連携システムとの通信に不備はないかをチェックし、不具合があれば迅速に修正。必要に応じてユーザー部門による受入テスト(UAT)も行い、実業務で使える状態に仕上げてから本番運用へと移行します。

 

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